資料詳細

項目 内容
資料識別ID LH101100562
URL
 
受入番号 田中-00562
収納番号
旧請求記号 511
分類1
分類2
分類3
分類4
文庫(資料群)名 田中貢太郎資料
資料群の概要 長岡郡三里村仁井田(現、高知市)出身の小説家田中貢太郎(1880-1941)ゆかりの資料。
自筆原稿や創作ノート・メモ、日記、書簡のほか、師である大町桂月関係の資料なども含む。
区分
資料名 自筆原稿等
資料名ヨミ ジヒツゲンコウ トウ
作成者等 田中貢太郎
宛名
管理者 高知県立図書館
成立年(西暦)
成立年(和暦)
成立年代
備考 罫紙「奉天省西豊縣公署」。下部に水濡れしみあり。

「高知新聞原稿用紙」と印字されたものも使用。
形態 原稿用紙、罫紙
装丁
技法 ペン書き・墨書
実数
大きさ 大きい原稿用紙:26.5×36.6㎝、罫紙(奉天):27.5×19.5㎝、罫紙(槙山):24×16.5㎝ ほか、小さな原稿用紙もあり。
内容情報 怪談、中国の故事、江戸時代の文書写しなど。原稿の部分。

・「氣を閉ぢて液を呑め、~・・・」(用紙上部中央に番号 46~49。加筆・修正箇所多数あり。4枚。)、一緒に挟まれている用紙に「桂月先生の逝去の記事及び先生の原稿」と書かれている(2枚、うち1枚は白紙)。
・「それから丑吾は、滔々と昔話をはじめた。~・・・」(用紙右肩に番号 5、6。2枚。)
・「××町の井上と謂えば、界隈で知られた資産家である。~・・・(末尾に「仙台 ■■進太寄」)」(用紙右肩に番号 2~4。3枚。)
・「すると別當は、急に発熱して~・・・太刀は宙を飛んで~・・・」(用紙右肩に番号 2、3。2枚。」
・「五臓の疲れだと謂へばそれ迄だが、夢にしてはあまりに現実的なので~・・・(末尾に「昭和三年八月静岡縣■■町 森本南陵氏寄」)」(用紙右肩に番号 3。1枚。)
・「んといふがナア-』と言って、クミの顔をジロリと見た。~・・・クミ夫婦」(用紙右肩に番号 8~11。4枚。)
・罫紙「奉天省西豊縣公署」には、目次?「聊■志異序」と一行目に書いている。(1冊。ページはずれ2枚あり、全部で9枚。)
・書籍のページ切り貼り。「伊藤公國事重要草稿(一冊)」「伊藤公・三條公・山縣公・三公 簡 三通、伊藤・三條両公重要書簡」「維新三傑 木戸・大久保・西郷書簡 三通、伊藤公自筆外交草案 二通」「三條公 歌、伊藤公 七字」(全部で4枚)
・「御仕置場へ立置候捨札写」(加筆・修正箇所多数あり。3枚。)
・「差上申一札之事  國定村無宿忠次郎儀~・・・」(加筆・修正箇所あり。1枚)
・「大柏木村 年寄 弥右衛門 ~・・・嘉永三戌年十二月」(加筆・修正箇所あり。1枚。)
・「槙山平氏落武者ノ由来」(1冊。右側紐綴じ。13丁。)
・「五平餅の事」(右端に「夏目一平手記」と書き込みあり。罫紙。右肩一箇所ホチキス留め。3枚。)
・「土手のお金は生きてゐる! 草間八十雄」(雑誌ページ切り取り。1枚。「ドイツでは、警察時間がすぎてから秘密にひらく酒場をナハト・ロカールといふ。」の部分に赤鉛筆で線を引いている。)
・タイトルのみ記載された原稿用紙(※高知新聞原稿用紙)「林有造獄中手記 写」「日本の怪談 田中貢太郎」「中国怪談 田中貢太郎」「怪談原稿」(全部で4枚。)
・「唐棣の花(ゆすらのはな)」の原稿。話の概要メモあり。連載第1回~14回。(加筆・修正箇所多数あり。メモ2枚、本文57枚。)
・語句の説明書き。カ行、セ行、ハ行の語句(8語)と「愛親覚羅氏」の説明(全部で9枚)。
・「と、彼女が美代子の亡霊のことを話すと、~・・・(末尾に「文藝倶楽部 第三十四巻第七号)」(用紙左肩に番号 20。1枚。)
・「貢太郎怪談集 二 天狗の面」(目次。赤・青鉛筆で線引き、三角印付けあり。右肩一箇所紐綴じ。3枚。)
・雑誌のページ切り取り「満州ところどころ 田中貢太郎」(右肩一箇所紐綴じ。3枚。書き込みあり。破れあり。)
・雑誌のページ切り取り「熱河の水 田中貢太郎」(右肩一箇所紐綴じ。雑誌ページ3枚、原稿用紙3枚。加筆・修正箇所あり。)
・手紙写し?幸徳秋水より嶺雲あて。十一月十一日。幸徳傳次郎の名が末尾にあり。(2枚)
・メモ「(漢詩) 桂月 これは別に半切にかきて御送可申候」(1枚)
・「の燃えるところに・・・(末尾に「石塚直太郎氏寄」)」(用紙右肩に番号 2、3。2枚。)
・「人間の骨を齧る奇怪な女~・・・(末尾に「佐々木淑子寄」)」(用紙右肩に番号 4、5。2枚。)
・「で、朱宴公は焦焦して、~・・・」(1冊。右肩一箇所紐綴じ。用紙に番号2~17。16枚。)
・「薩南の豪傑逸見十郎太昌那の~・・・(末尾に「昭和九年六月 心霊と人生所載、逸見十郎氏直話、西宮市、梶原■氏寄」)」(7枚)
内容解説メモ
保存状態注記 用紙の端が細かく破れているものがある。
水濡れしみ。
茶色のしみが薄く浮いている。
「氣を閉ぢて液を呑め、~・・・」の原稿には日焼け変色、破れあり。
罫紙「奉天省西豊縣公署」には水濡れしみあり。
「唐棣の花(ゆすらのはな)」の最後の用紙には中央部に茶色のしみ、下部に破れあり。ほかの用紙の端にも茶色のしみあり。ホチキス針の錆びあり。
「語句の説明書き」の用紙も破れあり。
「満州ところどころ」は、1枚目が大きく破れている。
保存状態注記(複数選択) 破損、汚損
利用の可否 利用可
印刷可否
ダウンロード可否